前回は「自然光の入るあたたかな住まい〜豊島の家①〜」の話でした。
今回は、私たちがリノベーションの設計・監理をご依頼頂いた「みそら幼稚園」の話です。
プロジェクトのはじまりの話を、ご紹介します。
幼稚園等の大きな施設等の建物を新築・リノベーションする際に、「どのような流れで設計者が関わってゆくのか?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。

みそら幼稚園のはじまりは、園長先生からのご連絡でした。
「園舎の耐震改修とリノベーションの相談をしたい」とご依頼です。
そこで、まず幼稚園へ伺い、園長先生や現場の先生方からお話を聞きました。

まず大事なことは、ご要望・ご予算・予定する工事時期です。
これらを詳細を伺った上で、いつ頃までに「どのような幼稚園にリノベーションするか」というご希望をお聞きしました。

ご予算や時期などの「数字化できるご要望」も大事です。
それらのご要望と共に、園長先生たちの「リノベーションの思い・イメージ」をお聞きしました。


この建主の思い・イメージを、私たちが設計を
進めてゆく上で非常に大事にしています。



イメージをお聞きした上で、
私たちのイメージを膨らませます。
建主の思いを胸に、私たちのイメージを抱きながら、現地調査を進めました。
完成写真は、下記からご覧ください。