前回は「住まいと子供の教育 2」の話でした。
今回は、私たちが大事にしている「自然光の入るあたたかな住まい・空間」の話です。

設計の際、「自然光の入り方」や「自然光のうつろい」を
大事にしています。
一般的には、「リビングは南側で、自然の光がふんだんに差し込む」というイメージがあると思います。


自然の光は入り方、窓の形によって様々です。
「どこにどのような窓(開口)を配置するか」をイメージします。



模型を作成して、
詳細に検討します。
直接光や吹き抜けを介して広がる光など、自然の光は様々です。


時間と共に刻々変化する自然の光を取り込み、室内の空間をうつろうイメージを考えています。



自然の光は、様々な輝きを表現します。
豊島の家は南側に道路があり、東南に開けた恵まれた敷地でした。


南側からの光は非常に明るくて良い反面、夏場は眩しいことがあります。


そこで、豊島の家では建築に貫入するテラスをデザインしました。



自然光が、テラスから吹き抜けを通して、
リビングに広がるイメージです。
柔らかな光が、家全体に広がってゆきます。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。