リフォームする時の大事なポイント〜現状の確認と新たな生活像〜|東京の建築設計

前回は「建主の要望とは異なるデザインと建主の大きな納得〜建主の明確な要望とデザインの多角的検討・建主へ二つの案の説明・「明るいリビングの空間」を求めて〜|練馬の家のプロセス3・東京の建築設計」の話でした。

目次

リフォームする時の大事なポイント

本棚の壁:現地調査(新建築紀行)

こんにちは。

今回は、リフォームの設計をする前に、私たちがどのような取り組みをしているのか、ご紹介したいと思います。

本棚の壁:現地調査(新建築紀行)
Mana Muraki

リフォームを
検討するに当たっては・・・

Mana Muraki

今の家の状態を知ることは、
とても重要です。

現地で確認しなければわからないことなどもありますし、行ってみて気がつくこともあります。

建主から本を沢山お持ちだと聞いていても、実際に拝見すると「どれくらいの量なのか」も確認できます。

Mana Muraki

何事も
現地を見ることは大事ですね。

そして、これらを納める本棚が、どれくらい必要になるかも把握できます。

現状の確認と新たな生活像

本棚の柱:現地調査(新建築紀行)

図面が残っていればベストですが、

Mana Muraki

設計図書は
お持ちですか?

依頼者

それが、図面が
全然ないんです・・・

建主が図面を、お持ちでないこともあります。

その場合は、私たちが現地で実測して元の図面をつくります。

図面がある場合は、図面と現状を照らし合わせながら、現地を視察します。

現状の様子を記録して後で確認できるように、大切な個所は写真も沢山撮っています。

入念に調査したつもりでも、後になって、

Mana Muraki

あの場所って、
どうなっていたっけ?

その時はしっかり気に留めていても、意外と思い返すと覚えていない事って仕事以外でもありますよね。

そのような時の為の、備忘録でもあります。

依頼者

リフォームしたら、
こんな感じの生活にしたいです。

現状の確認と共に、リフォーム後の新たな生活像のイメージも大事です。

本棚の柱:1/50模型(新建築紀行)

その後、現地調査での情報と元の図面を参考にして図面を復元します。

そして、作成した既存図面を基に、イメージを考えて、設計に入ります。

私たちの作品を例に、リフォーム・リノベーションのプロセスを、上記リンクでご紹介しています。

普段私たちがどのように進めているか、雰囲気や様子を知っていただけたらなと思います。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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