前回は「建主の要望とは異なるデザインと建主の大きな納得〜建主の明確な要望とデザインの多角的検討・建主へ二つの案の説明・「明るいリビングの空間」を求めて〜|練馬の家のプロセス3・東京の建築設計」の話でした。
リフォームする時の大事なポイント
こんにちは。
今回は、リフォームの設計をする前に、私たちがどのような取り組みをしているのか、ご紹介したいと思います。
リフォームを
検討するに当たっては・・・
今の家の状態を知ることは、
とても重要です。
現地で確認しなければわからないことなどもありますし、行ってみて気がつくこともあります。
建主から本を沢山お持ちだと聞いていても、実際に拝見すると「どれくらいの量なのか」も確認できます。
何事も
現地を見ることは大事ですね。
そして、これらを納める本棚が、どれくらい必要になるかも把握できます。
現状の確認と新たな生活像
図面が残っていればベストですが、
設計図書は
お持ちですか?
それが、図面が
全然ないんです・・・
建主が図面を、お持ちでないこともあります。
その場合は、私たちが現地で実測して元の図面をつくります。
図面がある場合は、図面と現状を照らし合わせながら、現地を視察します。
現状の様子を記録して後で確認できるように、大切な個所は写真も沢山撮っています。
入念に調査したつもりでも、後になって、
あの場所って、
どうなっていたっけ?
その時はしっかり気に留めていても、意外と思い返すと覚えていない事って仕事以外でもありますよね。
そのような時の為の、備忘録でもあります。
リフォームしたら、
こんな感じの生活にしたいです。
現状の確認と共に、リフォーム後の新たな生活像のイメージも大事です。
その後、現地調査での情報と元の図面を参考にして図面を復元します。
そして、作成した既存図面を基に、イメージを考えて、設計に入ります。
私たちの作品を例に、リフォーム・リノベーションのプロセスを、上記リンクでご紹介しています。
普段私たちがどのように進めているか、雰囲気や様子を知っていただけたらなと思います。
次回は上記リンクです。