家のリフォーム・リノベーションのプロセス①〜そろそろリフォームをしようかなと思った時・リフォームのポイント・プロセス・既存の設計図書のチェック・プランの変更と断熱計画〜|東京の建築設計

前回は「リビングを1階にして良かったこと③〜大事な小さな子どもと家族の距離感・リビングを通って階段へ・子どもの成長・家族のコミュニケーションが生まれる住まい〜」の話でした。

目次

そろそろリフォームをしようかなと思った時

練馬の家:リノベーション工事(新建築紀行)

こんにちは。

長年住んでいるご自宅に

そろそろ、私たちの住まいに
手を入れる時期かな・・・

と思ったら、みなさんどのように考えますか?

ネットでリフォームに関する記事を検索したり、本屋さんで雑誌をみて探す方が多いかなと思います。

私たちはリフォームも手掛けているので、
是非一度ご相談ください。

今回は、リフォームを考える際のポイントやプロセスのご紹介します。

リフォームのポイント・プロセス:既存の設計図書のチェック

練馬の家:リノベーション工事(新建築紀行)

リフォームの設計・工事は、概ね新築の設計・工事と同じプロセス・手順で進めていきます。

ここで「全く新たに建築をする」新築と大きく異なる点があります。

まずは、リフォーム・リノベーションをする
既存の建物の状況の確認が大事です。

既存建物の設計図書・建築確認申請書一式を
まずご確認ください。

既存建物の設計図書が残っていることが望ましいですが、残っていない場合もあります。

もしも現状の図面をお持ちでない場合は、まず図面を復元する必要があります。

住宅を確認しに伺うと同時に、様々な幅や高さの寸法を測るという作業が加わります。

私たちが、
丁寧に設計図書を復元します。

練馬の家:リノベーション工事(新建築紀行)

リフォーム・リノベーションの設計では、新築の設計同様に「デザインの前にコンセプトが大事」です。

元通りに綺麗にするだけではなく、ガラッと印象を変えたり、以前の空間を活かします。

そして、おしゃれな雰囲気にしたり、様々なコンセプトで設計します。

建主のご要望に合わせて、
空間を再生するだけでなく、新たな空間を生み出します。

基本的には、大事な構造(柱や、柱と柱を横につなぐ梁)は、
残します。

プランの変更と断熱計画

練馬の家:リノベーション工事(新建築紀行)

基本的に柱・梁は家を支える重要な役割を果たしているので、「柱・梁を活かした設計」をしています。

階段の位置を変えたいなど、大幅な変更がある場合は例外となります。

その場合は位置を変えて柱や梁を配置して、合理的に構造設計をします。

構造に手を加える場合も、
丈夫な家づくりは保証します。

設計以外にも機能的な面で、例えば

もっと家を
暖かくしないな・・・

というご要望には、高機能の断熱材を厚めにしっかりいれます。

わたしたちは、内断熱という方法を
取り入れています。

練馬の家:リノベーション工事(新建築紀行)

せっかくリフォームをするなら、断熱性能など暮らしを改善するという点も重要だと思っています。

弊社のサイトでは、大体の設計監理費・工事費用がシュミレーションできるシステムがございます。

ご要望や地域差によりますので、参考程度にして頂ければと思いますが、目安が分かりますのでぜひご活用ください。


新建築紀行

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