前回は「リビングを1階にして良かったこと③〜大事な小さな子どもと家族の距離感・リビングを通って階段へ・子どもの成長・家族のコミュニケーションが生まれる住まい〜」の話でした。
そろそろリフォームをしようかなと思った時
こんにちは。
長年住んでいるご自宅に
そろそろ、私たちの住まいに
手を入れる時期かな・・・
このように思ったら、みなさんどのように考えますか?
ネットでリフォームに関する記事を検索したり、本屋さんで雑誌をみて探す方が多いかなと思います。
私たちはリフォームも手掛けているので、
是非一度ご相談ください。
今回は、リフォームを考える際のポイントやプロセスのご紹介します。
リフォームのポイント・プロセス:既存の設計図書のチェック
リフォームの設計・工事は、概ね新築の設計・工事と同じプロセス・手順で進めていきます。
ここで「全く新たに建築をする」新築と大きく異なる点があります。
まずは、リフォーム・リノベーションをする
既存の建物の状況の確認が大事です。
既存建物の設計図書・建築確認申請書一式を
まずご確認ください。
既存建物の設計図書が残っていることが望ましいですが、残っていない場合もあります。
もしも現状の図面をお持ちでない場合は、まず図面を復元する必要があります。
住宅を確認するために伺うと同時に、様々な幅や高さの寸法を測るという作業が加わります。
私たちが、
丁寧に設計図書を復元します。
リフォーム・リノベーションの設計では、新築の設計同様に「デザインの前にコンセプトが大事」です。
元通りに綺麗にするだけではなく、ガラッと印象を変えたり、以前の空間を活かします。
そして、おしゃれな雰囲気にしたり、様々なコンセプトで設計します。
建主のご要望に合わせて、
空間を再生するだけでなく、新たな空間を生み出します。
基本的には、大事な構造(柱や、柱と柱を横につなぐ梁)は、
残します。
プランの変更と断熱計画
基本的に柱・梁は家を支える重要な役割を果たしているので、「柱・梁を活かした設計」をしています。
階段の位置を変えたいなど、大幅な変更がある場合は例外となります。
その場合は位置を変えて柱や梁を配置して、合理的に構造設計をします。
構造に手を加える場合も、
丈夫な家づくりは保証します。
設計以外にも機能的な面で、例えば
もっと家を
暖かくしないな・・・
「暖かくしたい」というご要望には、高機能の断熱材を厚めにしっかりいれます。
わたしたちは、内断熱という方法を
取り入れています。
せっかくリフォームをするなら、断熱性能など暮らしを改善するという点も重要だと思っています。
弊社のサイトでは、大体の設計監理費・工事費用がシミュレーションできるシステムがございます。
ご要望や地域差によりますので、参考程度にして頂ければと思いますが、目安が分かりますのでぜひご活用ください。
次回は上記リンクです。