本棚の柱:リノベーションの設計プロセス①〜現地調査・建主の要望〜|東京の建築設計

前回は「家のリフォーム・リノベーションのプロセス③〜そろそろリフォームをしようかなと思った時・リノベーションの設計を具体化してゆくプロセス・模型で具体的に検討・少しずつリアルにイメージ・詳細な模型を作ってデザインを発展・模型のスケールアップ〜」の話でした。

目次

木造戸建住宅リノベーションの現地調査

本棚の家 1:リビング(新建築紀行)

こんにちは。

今回は、本棚の柱というリノベーションの話です。

本や音楽が好きな建主で、

依頼者

古い木造住宅の
内部空間を一新して欲しい。

リノベーションの設計依頼の連絡をいただきました。

まずは、現地調査に伺いました。

本棚の柱:現地調査(新建築紀行)

建主の所有する本やCDの多さに、とても驚きました。

本棚には収まりきらず、廊下などにも積みあがっています。

Mana Muraki

すごく沢山の
本をお持ちですね。

依頼者

たくさんの本を整理できるように
設計してください。

Yoshitaka Uchino

すっきり収納できる
本棚を検討します。

建主の要望と現状把握

本棚の柱:現地調査(新建築紀行)

まずは現地では既存状態を入念に調べます。

既存図面と照らし合わせながら、全体を把握します。

依頼者

今の対面式キッチンだと、
リビングから見えすぎるのが気になります。

Yoshitaka Uchino

キッチンとリビングの間を、
少し間仕切る空間を検討します。

依頼者

和室も
欲しいです。

Yoshitaka Uchino

ゆっくりくつろげる
和室を設計します。

建主との打合せも行いながら、現地調査を終えました。

コンセプトを考える

本棚の壁:2階個室への入口(新建築紀行)
Yoshitaka Uchino

この間、「本棚の壁」を設計したけど、
今回もたくさんの本があるね。

Mana Muraki

今回も、デザインテーマは、
「本棚」になりそうですね。

Yoshitaka Uchino

早速、
設計案を検討しよう。

このように話しながら、設計がスタートします。

Yoshitaka Uchino

今回も、本棚が
設計のポイントだね。

Yoshitaka Uchino

本棚をデザインの
テーマにしよう・・・

Mana Muraki

建主の「キッチンが見えすぎないように」
という要望も大事ですね。

Yoshitaka Uchino

本棚を軸に、
コンセプトを考えよう。

このように、建主の要望をもとに、デザインコンセプトを考えてゆきます。

次回は初期案の話です。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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