石神井公園の集合住宅 4〜マンションの建築工事現場・地盤改良工事〜|東京の建築設計

前回は「石神井公園の集合住宅 3〜マンションの建築工事現場・試験杭〜」の話でした。

石神井公園の集合住宅:地盤改良工事(新建築紀行)

サンプルの試験杭施工と、構造性能の確認が完了し、いよいよ地盤改良工事です。

大型の重機がたくさん入ってきて、建築が建つ部分を掘ってゆきます。

地盤改良は、「建築が建つ=基礎が作られる」部分全面に実施します。

石神井公園の集合住宅:地盤改良工事(新建築紀行)

そして、大きな穴が掘られてゆきます。

そこに、特殊な溶液で土を固めて構造的に頑丈にするのが、地盤改良工事です。

石神井公園の集合住宅:地盤改良工事(新建築紀行)

特殊な機械が据え置かれ、いよいよ地盤改良です。

どんどん地盤改良が、進んでゆきます。

石神井公園の集合住宅:地盤改良工事(新建築紀行)

この建築の構造は、壁式鉄筋コンクリート造です。

鉄筋コンクリートの部分が、通常の柱・梁のラーメン構造の場合より
大分少なくなりました。

多少鉄筋量が多くなりましたが、鉄筋コンクリートは耐火性があり、非常に頑丈な反面、非常に重い構造です。

壁式構造とすることでスッキリした構造になり、必要な地耐力を小さくして、地盤改良のコストを削減しました。

基礎や地盤にかかるコストは
結構大きいです。

基礎をしっかり・綿密に設計して
コスト管理することは大事です。

次回は、根切工事の話です。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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