前回「アイデア:都市広場 4~吉祥寺の集合住宅~」の話でした。

今回は、ふじみ幼稚園における都市広場の話です。
幼稚園などの学校施設で、広場のような屋内空間を創り出したいと考えています。
ふじみ幼稚園において、エントランスホールを広場の空間と考えました。

広いエントランスホールは、保育室などへ繋がる縁側の空間を臨みます。
職員室に面したホールを、新たな園の顔としての風格を持たせるました。
そして、単なる通過点としないように考えました。
このエントランスホールは園児達が走り回ったり、遊んだりすることが出来る空間です。

園児にとっては、
広場のような空間です。
エントランスホールから各保育室へ到る縁側へ行く動線、二階の遊戯室へ行く動線上にあり、幼稚園全体の中心にあります。


職員室との境の壁面には、園児達の描いた絵などの作品を掛けることが出来ます。
園児達の作品が掲げられた時、小さなミュージアムのような空間になります。
上階の遊戯室を支える柱は、コンクリート打ち放しの円柱とし、ホールの空間を引き締めます。
「自分の作品」が掲げられる。このミュージアムのような空間は、園児にとって大切な場になります。



園児達の「楽しみの場」と
なります。
そして、ふじみ幼稚園特有の記憶を生み出すでしょう。
完成写真は、下記からご覧ください。