前回は「蚕糸の森アパートメント 6〜土留工事〜」の話でした。
掘削して綺麗に露出した土に、地均しのためのコンクリートを流し込みます。
そして底盤に配筋をします。
建築は壁式構造で、基礎は地面に平らなベタ基礎形式です。

底盤の上にピットが乗り、ピット部分には大きな梁が出てきます。
構造的には、その梁が非常に重要ですが、地面と直接接するこの底盤は、全体を支える非常に重要な部分です。

縦横無尽に、鉄筋が細かく張り巡らされています。

この鉄筋が、コンクリートと一緒に建物全体を支えます。


だいぶ組み上がってきました。
茨城の家の工事の時の、底盤配筋と比較してみましょう。
木造と鉄筋コンクリート造は、使う材料も工法も全く違います。



底盤のあたりの作り方は、似ていますね。
次回は、ピットの配筋工事です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。