イメージから具体的なデザインへ|東京の建築設計

前回は「合理的な設計とコストダウン 6〜茨城の家の軸組 4〜」の話でした。

練馬の家:リビング

今回は、設計の初期段階の話です。

建主とお話ししてご要望・ご予算・完成予定時期等を伺い、敷地・計画地に一緒に行きます。

リノベーション・改修の場合は、既存建物を調査します。

建主のご要望等に応じて、
大体の方向性をお話しします。

練馬の家:模型(Copyright : YDS)

そして、建主に了承頂けましたら、ご契約して設計スタートです。

建築基準法等の法規をチェックして、具体的な設計を考え始めます。

私たちの設計スタイルは、最初はイメージやコンセプトを大事にしております。

練馬の家:模型(Copyright : YDS)

コスト・法規に合うように設計すると同時に、敷地や既存建物を見て浮かんでくるイメージあります。

この「デザインイメージ」が、
私たちにとって最重要です。

そのイメージを元にスケッチしたり、
簡単な模型を作ります。

練馬の家:模型(Copyright : YDS)

この時作成する模型は、建主にお見せするための模型といよりも、設計を検討するための模型です。

イメージを確認するために作成する、ごく簡単な模型です

「ここをこうしたら、こうなるかな。」と、
頭の中でイメージします。

ある程度の経験が出来ても、イメージを簡単な模型にすることが大事です。

具体化してみると「ちょっとイメージと違うかな」と思うことも、よくあります。

作成した簡単な模型を見ながら、
色々と相談します。

皆でディスカッションして、さらに設計を進めてゆきます。

新建築紀行

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