前回は「茨城の家 2〜配筋工事〜」の話でした。
今回は、現場を少し離れて、設計プロセスの話です。
建築を設計・デザインする際は、スケッチしながら考えて、まずコンセプトを固めることが大事です。
その過程で、様々なスタディモデルと呼ばれるラフな模型を作って、検討を進めてゆきます。

最も大事なことは、
自分の頭の中の「イメージ」です。
そのイメージが設計されたデザインにおいて、「明確に実現しているか?」あるいは「クリアになているか?」は、模型で検証します。


僕の学生時代は、CADが流行り始めたころでした。
学部時代にCADで図面を描いている人がいると「おおっ!」と、かなりの衝撃をうけたものです。
今時の建築学科の学生さんでは、信じられないと思います。


やはり、現実のイメージを考えたり、あれこれデザインを練るには模型が一番良いです。
茨城の家では「内外の複数のVoidにより、様々な自然光を取り込む」ことがコンセプトでした。
光の感じやプロポーションは、模型である程度検証できています。
南側からの「強い光」と北側の「安定した柔らかな光」が、空間に光の揺らぎを与えます。
模型に光を当てて、色々と考えていました。



北側の光が思いのほか、
綺麗であったのに感動しました。
「北の光」を取り込むのは、フワッとした光が常に得られ、オススメです。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。
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