デザインのアイデア〜切妻屋根の駅舎・日本古来の建築デザインを活かす・様々なアイデア・コンセプトをデザイン・地域に開かれた駅舎・駅の公共性と人々の空間〜|東京の建築設計

前回は「住まいと子どもの教育③〜練馬の家・木のテラス・木の壁・木の机〜」の話でした。

目次

切妻屋根の駅舎:日本古来の建築デザインを活かす

Twin Triangle模型(Copyright : YDS)

こんにちは。

今回は私たちが素直に思っている、こんな建物を建てたい!と考えた案を紹介したいと思います。

Twin Triangle:模型(新建築紀行)

私たちの仕事は、ご依頼いただいたものを設計する以外にも、様々です。

例えば、「○○に美術館を建てるので設計案を募集します」という「設計コンペティション」があります。

それらの「設計コンペ」に参加することもあります。

様々な条件をもとに、
アイデアを考えて、デザインします。

そこで選出され、業務を依頼されることを目指すのです。

様々なアイデア・コンセプトをデザイン

Twin Triangle:模型(新建築紀行)

また、ご依頼いただいた際に案をパッと提案するために、

色々なアイデアやコンセプトを考える
ことは大事なことです。

さらに、日頃から「ひらめきの瞬発力」を身につける訓練にもなります。

この間考えた「あのデザインのアイデアを応用できないから」と
考えることもあります。

制約にとらわれない自由な案を、思いついたままに設計することもあります。

こんなアイデアは
どうだろう・・・

あるいは、
こんなアイデアをもとに、コンセプトをつくれないかな・・・

最終的に「形になる」建築ですが、最も大事なのはアイデア・コンセプトです。

日頃から、「アイデアを非常に重視する姿勢」で設計をしています。

そこで、簡単な絵を描いたり、模型を作ったりして、

このアイデアは
面白いかも・・・

と夢想することもあります。

地域に開かれた駅舎:駅の公共性と人々の空間

Twin Triangle:模型(新建築紀行)

こちらのデザインは、駅舎のコンペに参加した時の案です。

戸建住宅でよく見かける、山折りの屋根を「切妻屋根」と呼びます。

切妻屋根を二つ並べたギザギザの屋根は、
地域の特性である周辺の山々を表現しました。

山をイメージして、切妻屋根をデザインしましたが、この切妻屋根は少し変わったデザインです。

「双子の切妻」をイメージして、

双子の切妻が
広がってゆくデザインです。

「電車に乗る」ための施設である駅舎ですが、「駅の公共性」を考えました。

駅舎が
地域の中心の空間の一つになればいいな!

「駅の公共性」を高め、「駅舎の機能」だけでなく「人々の空間」となることを考えました。

そこで、駅の構内では、絵画の展覧会や特産物の販売などを出来るスペースを設けてました。

Twin Triangle:模型(新建築紀行)

電車を利用する為だけではなく、
地域に開かれた駅として設計しました。

広々とした構内からは青空も臨むことが出来ます。

光があふれる空間として、周辺住民の方にとって憩いの場となり、親しみを持ってもらえるような駅を考えました。

模型写真等は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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