前回は「戸建住宅の工事現場のプロセス:柱と梁の接合部と金物〜土台と基礎・引き抜き力に抵抗するホールダウン〜」の話でした。
戸建住宅の工事現場のプロセス:柱と梁の接合部と金物〜土台と基礎・引き抜き力に抵抗するホールダウン…
柱・梁をしっかり土台・基礎とつなげる大事さ
目次
根太を支える鋼製束
柱・梁をしっかり金物で固定して、内部は土台をしっかり組み上げました。
土台はコンクリートの基礎で指示し、基礎のない部分は「鋼製束」と呼ばれる鉄製の束で指示します。
土台を設置する部分全てに、基礎コンクリートを立ち上げることも可能です。
この方法は現実的には手間とコストがかかり、合理的ではありません。
Yoshitaka Uchino
「構造上必要な部分」に
基礎を立ち上げます。
そして「基礎の立ち上がりのない部分」は、鋼製束で支持します。
茨城の家の木造軸組模型の話を、上記リンクでご紹介しています。
この木造軸組模型では、虫ピンで鋼製束を表現しています。
断熱工事:床下のスタイロフォームで高断熱
次は断熱工事です。
断熱は床・壁・天井全て行いますが、
最初に
床の断熱工事となります。
今回は、少し厚めのスタイロフォームを施工します。
木造住宅用の断熱材を、井桁状の土台に合わせて、丁寧に貼ってゆきます。
こうしてみると、しっかり・隙間なく丁寧に貼られているのが、よく分かります。
隙間なく、
貼るのが大事です。
近くで見ても、全く隙間がありません。
大工さんの腕の良さと、一生懸命施工してくれている姿勢が分かります。
とても綺麗に
しっかりと施工されています。
次回は 、外壁工事です。
次回は上記リンクです。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。