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練馬の家 5〜構造補強と金物〜|東京の戸建リノベーション

前回は「練馬の家 4〜解体して分かること〜」の話でした。

解体工事が完了し、いよいよ本格的なリノベーション工事開始です!

まずは軸組・構造の補強です。

昔の木造住宅は、建築家・設計者が図面で検討するのではなく、「大工さんの感覚」で、筋交を入れていることが多いです。

それはそれで合理的なのですが、現行の建築基準法に出来るだけ合わせるように工夫するのが、僕たち建築家の仕事です。

筋交工事 1

木の色が白っぽいのが、新しい柱や筋交です。

古い軸組の筋交は、少し断面が小さめだったり、
接合部が少しいい加減なことが多いです。

中には、「え?これでいいの?」と思ってしまうくらい、接合部が脆弱な場合があります。

そういう場合も含めて、出来るだけ耐震性を高められるよう補強します。

筋交工事 2

外壁部分の筋交新設・交換は、難しいことが多いです。

それは外壁面の柱・梁・筋交等の木材は外壁の下地とくっついているので、取り外すのが大変な場合が多いからです。

取り外そうとすると、外壁や下地まで傷めてしまう可能性があります。

現場で念入りに確認して、ベストな対処をします。

新たな筋交を入れたり、既存の筋交のまま活かす場合も接合金物をつけて耐震補強します。

金物工事

木造建築の本来の考え方は、柔構造で「地震力をしなやかに受けて力を受け流して、倒壊や損傷を免れる」です。

この構造的な考え方は、木造の良さを活かしており合理的ですが、建築基準法に合わせて接合部を強固にする事は大事です。

既存の軸組を活かして、再生するのが大事。

この考え方が、リノベーション設計のポイントです。

次回は、柱と梁を全体的に確認します。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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