茨城の家 16〜家の工事の流れ・サッシュ工事・デザインコンセプトとサッシュ・生まれる「内部空間の素形」〜|東京の建築設計から

前回は「茨城の家 15〜家の工事の流れ・テラスのFRP防水工事・積層するFRP防水層・建築を雨から守る〜」の話でした。

目次

防水工事からサッシュ工事へ

茨城の家:FRP防水工事(新建築紀行)

テラスの防水工事が完成し、続いてサッシュ工事となります。

今回、最も大事な開口部であるガラスブロックの施工は、先行して実施しました。

茨城の家:サッシュ工事(新建築紀行)

そして、様々なサッシュが設置されました。

施工したばかりのガラスブロックからの光と、サッシュからの光の違いがよく分かります。

茨城の家:パースペクティブ(新建築紀行)

「様々な自然の光をもたらす建築」というコンセプトを、
現場で再確認します。

そして、サッシュの設置を確認してゆきます。

デザインコンセプトとサッシュ

茨城の家:サッシュ工事(新建築紀行)

リビングからテラスに出られるサッシュも、設置完了です。

テラスは「アウトドアリビング」というコンセプトで室内の空間が室外へ広がってゆくイメージです。

このイメージは、
練馬の家のテラスと同じですね。

貫入するテラスから吹き抜け越しに内部のリビングを見てみましょう。

茨城の家:サッシュ工事(新建築紀行)

サッシュ越しに光ガラスブロックの光が、キラキラと輝いているのが分かります。

外部テラスから「さまざま変化する自然の光が
リビングに降り注ぐ」イメージです。

生まれる「内部空間の素形」

茨城の家:サッシュ工事(新建築紀行)

サッシュが設置されてデザインコンセプトが、現場で確認できるようになりました。

サッシュが入ると、建築の「内部空間の素形」が生まれます。

茨城の家:断面図(新建築紀行)

そして、内部の仕上げ工事はまだ先ですが、自然の光が入ってくる様子をイメージします。

大きなヴォイドであるテラスから、光が燦々と差し込み、小さなヴォイドから柔らかな光が差し込みます。

新建築紀行
茨城の家:Concept Model(新建築紀行)

この「光と空間のイメージ」を現場で改めて確認して、

この光のイメージを
具現化するために、いろいろ詳細デザインの検討をしました。

茨城の家:模型(新建築紀行)

さらに、サッシュの「詳細おさまり」を現場で詰めてゆきます。

次回は、外壁の下地工事です。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次