前回は「茨城の家 14〜テラスの防水工事 1〜」の話でした。
FRPの基材となる一層目の施工数日後に、二層目の施工です。

ほぼ透明だった一層目から、だいぶ変わって全体的にグレーの塗料を全面に塗ってゆきます。
この時、防水面のテラスの下部だけでなく、サッシュの立ち上がり部分も丁寧に塗ってゆくことが大事です。
雨や水は下の面に行くことが多いですが、跳ねるなどでサッシュの下部にも水が来る可能性があるからです。

二層目を一通り塗った後で、その面を平滑にする工事をします。
そして、いよいよ完成に近づいてきました。

最後に三層目となる最終の防水層を塗布して、これで完成です。
木造住宅で、内部に貫入したテラスを設計することが多く、FRP防水を最もよく使います。

プラスチックのような防水層で、
全体を包みこむイメージですね。



最も防水性能が高い工法だと
思います。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。