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茨城の家 9〜構造用合板で構造はガッチリ!〜|東京の建築設計から

前回は「茨城の家 8〜柱と梁の構造を強くする金物工事〜」の話でした。

今回は、構造用合板を貼る工事です。

筋交の話をしましたが、木造住宅においては多くの場合、外壁側に構造用合板という非常に強い面材を貼ります。

この面材によって、
「面状に耐震性をアップする」考え方です。

構造用合板工事 1

日本古来の木造建築は、基本的に柱・梁の純粋なグリッド・軸組によってつくります。

そして、筋交によって補強し、耐震性を確保する考え方です。

これに対して、米国などの木造建築のツーバイフォーの作り方は、パネルを面状に繋げて家を作ってゆきます。

構造模型 3

ツーバイフォーは全体的な面で耐震性を確保するので、合理的な面があります。

一方で、軸組構造よりも構造的な柔軟性はやや低いです。

構造用合板工事 2

ツーバイフォーの「面による耐震性アップ」の良さを取り入れたのが、
構造用合板で「面の強さ」を確保する構造です。

多くの場合、9mmの構造用合板を貼りますが、非常に強くてガッチリした構造になります。

また、この9mmの合板を外側に貼ると下地となるので、外壁や胴縁を設置しやすくなるというメリットもあります。

耐震性アップと施工性アップという優れモノが、構造用合板です。

構造用合板工事 3

内部から見ても、ガッチリした感じが分かります。

これで耐震性はバッチリです。

昔の家で構造用合板が使われていることは少なくて、構造用合板が一般的に使われるようになったのは2000年頃からです。

練馬の家では、外壁の下地として細い木材が横に留められていました。

次回から外壁工事が始まります。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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