リビングを1階にして良かったところ①|東京の建築設計

前回は「色々な選択肢の中から、たどり着く設計案③」の話でした。

練馬の家:リビング

こんにちは。

練馬の家では、建主のご要望は「リビングは2階」でした。

様々な検討を重ねた結果、

1階を
リビングにする方が良いな。

と考えました。

そして、建主に提案し、ご納得頂きました。

練馬の家:キッチン

1階をリビングとして、とても良かったです。

まずは、リビング内に既存の柱が、あまり出てこないという点です。

特に、小さなお子様がいるご家庭のリビングは柱が少ない方が良いですね。

練馬の家:リビングの作り付けの机

唯一柱が出来てくるところは、もともと収納があった場所です。

そこは本棚と机を設置して、それらと柱を一体化させるデザインにしました。

「柱を活かす」デザインです。

柱の存在が違和感のない空間になりました。

机を支えるという役割も果たしているので、とても合理的です。

次の良かったことは、テラスと一体化させたリビングに出来るという点です。

以前は、2階にベランダがありました。

ベランダによって、1階のリビングに光が入り難くなっていました。

そこで、

ベランダをなくして、
リビングを明るくしませんか。

と提案しました。

練馬の家:テラス

ベランダの代わりに、使われていなかった庭に着目しました。

既存の庭に、大きな木のテラスをデザインしました。

乾燥機も良いですが、衣類・布団などを干したい時って、ありますよね。

ベランダの機能も持つテラスになりました。

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