本棚の壁:リノベーション設計のプロセス④

前回は「本棚の壁:リノベーション設計のプロセス③」の話でした。

本棚の壁:模型(Copyright : YDS)

本棚の収容量をさらに増やし、限られた空間をいかに使い易くするかを検討し、設計を進めます。

沢山の本を収納する本棚の設置のため、「プチロフト」を作るデザイン。

そこで、このロフト壁面の本棚を延長することを、思いつきます。

子供部屋と2階ホールを間仕切る壁を本棚とします。

デザインの方向性を、社内でディスカッションする時は、盛り上がります。

本棚の壁:模型(Copyright : YDS)

本棚の壁というコンセプトにしよう!

本に囲まれた、迫力のある空間になりますね!

ここで一つ問題が出てきます。

それは、このプロジェクトが新築ではなく、リノベーションであることです。

ロフト部分の壁面内には、既存の柱があります。

そこで、その部分は壁をつくり奥行の浅い本棚とします。

本棚の壁:模型(Copyright : YDS)

子供部屋との境部分には主要構造がないから、
本棚を部屋を仕切る壁にしよう。

既存の軸組構造も、しっかり把握して進めよう。

軸組を活かしたデザインを、検討します。

本棚の壁:プロセス(Copyright : YDS)

また、子供部屋と2階ホールを本棚で仕切る場合、アクセスの考慮も大切です。

どん、と大きい本棚が鎮座していては行き来できません。

そこで、本棚の一部を開けることで開口としました。

本棚の壁:プロセス(Copyright : YDS)

本棚の一部を開けて、本の世界へ入り込むイメージにしよう。

コンセプトが固まってきましたね。

こうして「本棚の壁」というコンセプトが、はっきり固まりました。

模型と図面で、建主に説明します。

本棚の壁:模型(Copyright : YDS)

本棚で壁を作って、本棚の一部を開けます。

お子様たちは、「本の世界」に入ってゆくように
各自の部屋にゆきます。

面白い発想ですね。

この設計が良いと思います。

ぜひ、この案で進めて下さい。

こうして、デザインの大枠が固まり、詳細を詰めてゆきます。

竣工写真等は、下記サイトからご覧ください。

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