アイデア:道空間 2~石神井公園の集合住宅~|東京の建築設計から

前回は「アイデア:道空間 1~石神井公園の集合住宅~」の話でした。

階段=道空間

今回は、石神井公園の集合住宅における道空間の話です。

石神井公園の集合住宅において、階段を広場の上部に配置しました。

そして、動線を中庭=広場と関係付けました。

階段を上がり下がりする際、
広場の空間を感じて欲しい。

経済効率が優先されがちな集合住宅において、広場と道空間を作りたいと考えました。

階段は中庭と同じホワイトで仕上げました。 広場の空間に階段の道の空間が溶け込んでゆくイメージです。

建築内部の道空間として廊下があります。

廊下を広場・階段と接続し、内部に引き込まれた道空間がつながってゆくように設計しました。

立体街路のような象徴的な空間となっている階段の道空間は、踊り場のデザインを円弧にしています。

階段の踊り場

踊り場の求心的な空間によって、昇降する運動に遠心力のような力が加わり、気持ちよく階段を上がり下がりします。

階段からは、広場と石神井公園の壮大な自然を眺めることが出来ます。

この立体的「道空間」は、様々な旅の中で経験した道空間から着想を得ています。

夜景

ミコノス島の少し傾斜した階段のある、心地よい道空間。

そんな道空間を「建築の中に作ってみたい」といつも考えています。

集合住宅を設計する際には、自然と建築を積極的な関係づけることを考えています。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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