前回は「姫路のおすすめ観光名所・書写山の登山道〜子どもと山登り体験〜」の話でした。
木造の姫路城
こんにちは。
今回は、姫路城や書写山についてお話します。
初めて姫路城に訪れたときは、お城の風格に圧倒されました。
すごい
存在感だなぁ・・・
こんなに
立派なんだ・・・
入口から、すでに気持ちが高ぶりました。
非常に勾配がきつい階段です。
階段や、頭がぶつかりそうな位置に
ある梁も昔のままなのかな?
など、昔の暮らしに思いを馳せながらお城の中を進みます。
姫路城は、木造で出来ている建物です。
大きな2本の柱が「主要な構造」となっていると知ったときは、衝撃を受けました。
昔の職人さんの技術にも感服です。
書写山の木造寺院
日本には、法隆寺や薬師寺など古い木造建築が現存します。
そして、現在は高層ビルも木造で建てることが注目されています。
木造って
凄いんだな・・・
と改めて考えさせられます。
とても大規模な法隆寺や薬師寺などの木造建築。
これら木造建築に規模などで及ばないかも知れませんが。姫路の書写山の「お寺」も立派な木造建築です。
昔の人は、
どうやってつくったんだろう・・・
と軒裏のディテールなど眺めながら見入ってしまいます。
また、窓によって外の風景が綺麗に切り取られるものを
ピクチャーウィンドウ
と呼びますが、
この開口も、
その様な演出を考えていたのかな・・・
と思わせるくらい、ほの暗い内部から書写の雄大な自然を眺めることができます。
観光名所巡りとデザインイメージ
書写山の案内では、
姫路城は、
ここから見渡すことは出来ません・・・
小高い山あり、
ちょうどその向こうに隠れています・・・
というアナウンスがあります。
いくつもの寺がある書写山。
そしてそこには、姫路城城主の本多家のお墓があるとのことでした。
大事な関係があるなら、
姫路城を臨むことが出来ると思ったのにな・・・
という気持ちにもなりますが、地形上難しかったのかもしれません。
歴史や建築物を考えながら姫路の観光名所を巡ると、楽しいと同時にとても勉強になります。
そして、楽しみながら、設計のコンセプト作りにも活きると思います。
新たなひらめきも生まれてきます。
暮らしの中から、デザインのイメージが湧くことも大切にしています。