前回は「木造戸建住宅の工事の流れ〜デザインを具現化する大事な防水工事・積層するFRP防水層・建築を雨から守る〜」の話でした。
防水工事からサッシュ工事へ
テラスの防水工事が完成し、続いてサッシュ工事となります。
今回、最も大事な開口部であるガラスブロックの施工は、先行して実施しました。
そして、様々なサッシュが設置されました。
施工したばかりのガラスブロックからの光と、サッシュからの光の違いがよく分かります。
「様々な自然の光をもたらす建築」というコンセプトを、
現場で再確認します。
そして、サッシュの設置を確認してゆきます。
デザインコンセプトと自然の光
リビングからテラスに出られるサッシュも、設置完了です。
テラスは「アウトドアリビング」というコンセプトで室内の空間が室外へ広がってゆくイメージです。
練馬の家でアウトドアリビングをデザインした話を、上記リンクでご紹介しています。
このイメージは、
練馬の家のテラスと同じですね。
貫入するテラスから、吹き抜け越しに内部のリビングを見てみましょう。
サッシュ越しに光ガラスブロックの光が、キラキラと輝いているのが分かります。
外部テラスから「さまざま変化する自然の光が
リビングに降り注ぐ」イメージです。
生まれる「内部空間の素形」
サッシュが設置されてデザインコンセプトが、現場で確認できるようになりました。
サッシュが入ると、建築の「内部空間の素形」が生まれます。
そして、内部の仕上げ工事はまだ先ですが、自然の光が入ってくる様子をイメージします。
大きなヴォイドであるテラスから、光が燦々と差し込み、小さなヴォイドから柔らかな光が差し込みます。
この「光と空間のイメージ」を現場で改めて確認して、
この光のイメージを
具現化するために、いろいろ詳細デザインの検討をしました。
さらに、サッシュの「詳細おさまり」を現場で詰めてゆきます。
次回は、外壁の下地工事です。
次回は上記リンクです。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。