地中海の美しい島々 13〜不思議な印象の路地空間・ピンク色の窓・ミコノス島・ギリシャ〜|東京の建築設計から

前回は「地中海の美しい島々 12〜階段の路地空間と小さな広場・優美なスロープの空間・ミコノス島・ギリシャ」の話でした。

目次

不思議な印象の路地空間

ミコノス島の路地(新建築紀行)

少しクネクネした、不思議な印象の路地に入りました。

これまでは、段差はあるものの、比較的まっすぐな路地が多かったので、少し意外です。

白い壁とクリーム色・茶色の壁が、可愛らしい雰囲気です。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

クネクネ路地を抜けると、まっすぐな道になりました。

歩きにくい面があるかも知れませんが、少し道は湾曲したり変化がある方が面白いです。

祭りなどでも「練り歩く」という日本語があります。

どこか明確な目的地があるときは、まっすぐ目的地に向かう歩き方が良いかもしれません。

一方で、散歩する時などは、フラフラと寄り道してみる体験も面白いです。

その方が、道空間として楽しい雰囲気があります。

熊本の家では、2階の廊下をテラスを囲むように配置して、テラスからの光を楽しめます。

熊本の家:2階の廊下(新建築紀行)

家の中には、出来るだけ廊下を作らずに、部屋と部屋がつながる感じが合理的です。

建主のご要望などで廊下が必要な時は、楽しい「道空間」になるようにデザインします。

こういう「道空間」は、ミコノス島などでの体験を活かしています。

ピンク色の窓

ミコノス島の路地(新建築紀行)

直線の路地が続き、ピンク色の窓・屋根の家も出てきました。

ピンクは奇抜な色ですが、不思議とマッチしています。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

雑貨店がありました。

なんとも愛嬌があって、可愛らしい雰囲気です。

白い壁・茶色の床面に、赤がビシッと決まって、可愛らしさを演出しながら、空間を引き締めます。

雑貨店で、お土産を買って、さらに路地を歩いてみましょう。

新建築紀行

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