前回は「建築設計と模型〜建築設計の実務と建築模型・模型とCG・プロポーションとスケール・デザインイメージと模型〜」の話でした。
建築設計と模型〜建築設計の実務と建築模型・模型とCG・プロポーションとスケール・デザインイメージと…
模型を見ながら夢を膨らますこと
目次
イメージと具体的なデザインを結ぶ模型
今回は、設計の初期段階の話です。
建主とお話ししてご要望・ご予算・完成予定時期等を伺い、敷地・計画地に一緒に行きます。
リノベーション・改修の場合は、既存建物を調査します。
Yoshitaka Uchino
建主のご要望等に応じて、
大体の方向性をお話しします。
そして、建主に了承頂けましたら、ご契約して設計スタートです。
建築基準法等の法規をチェックして、具体的な設計を考え始めます。
私たちの設計スタイルは、最初はイメージやコンセプトを大事にしております。
簡単なスタディ模型とデザインコンセプト
コスト・法規に合うように設計すると同時に、敷地や既存建物を見て浮かんでくるイメージあります。
この「デザインイメージ」が、
私たちにとって最重要です。
そのイメージを元にスケッチしたり、
簡単な模型を作ります。
この時作成する模型は、建主にお見せするための模型といよりも、設計を検討するための模型です。
イメージを確認するために作成する、ごく簡単な模型です
「ここをこうしたら、こうなるかな。」と、
頭の中でイメージします。
ある程度の経験が出来ても、イメージを簡単な模型にすることが大事です。
模型にして、空間を具現化して具体的に検討してみると、
「ちょっとイメージと違うかな」と思うことも、
よくあります。
作成した簡単な模型を見ながら、
色々と相談します。
皆でディスカッションして、さらに設計を進めてゆきます。
建築模型と設計・デザイン〜模型の力・スタディモデル・光の検討〜|東京の建築設計から
イメージを考え、デザインを練るには模型がベスト
次回は上記リンクです。
竣工写真は、下記サイトからご覧ください。