前回は「アイデア : 有機的ヴォイド 1~茨城の家~」の話でした。


今回は、アイデア「都市広場 」の話です。
集合住宅を設計する際には、「集まって住むこと」を改めて問い直します。
そして、その土地ならではのコンセプトを考えます。
住まいを足し合わせた建築ではなく、集まっているからこそ得られる空間を 創りたいと考え、
道の空間と広場の空間を創り出せないか、考えています。
「集まって住む」からこそ、集合住宅において、住まい手が自由に過ごすことが
出来る広場の空間が必要ではないか、と考えています。
集合住宅へ至る際には、街から道路を通って到達します。
多くの集合住宅において敷地内に足を踏み入れた途端に、
都市空間にある広場と道の空間は喪失します。
エントランスホールから各住戸へ至る廊下などは、ただの経路となっています。
人が集まり、憩い、自然を感じることの出来る広場を創りたいと考えております。
コメント
コメント一覧 (4)
皆さんの活躍。楽しみにしています
Skyblue77
が
しました
アメリカやシンガポールがセメントと鉄骨とガラスで都市を創造するのにたいして、ヨーロッパはそうは行かず、歴史をひもといて、歴史を重ねて都市をバージョンアップする、建築の課題があると言いますよね。バルセロナは私の大好きな街、そしてたのしい街。
ウクライナのいつかに、世界の力、日本の力と知恵が必要なるとおもいます。皆さんの若い発想力に期待します!
Skyblue77
が
しました