シンプルでスタイリッシュな家具を設計〜家具の全体デザイン・建主の希望を全て反映した機能性・取ってをつけないシンプルデザイン〜|東京の建築設計

前回は「大きな模型で空間を体験〜「なるほど」という納得・「こんな感じなんだ」という感動・「体験という可能性」を持つ模型〜」の話でした。

目次

家具の全体デザイン:建主の希望を全て反映した機能性

豊島の家:造作キッチン

こんにちは。

私たちは自分たちで家具をデザインして、一つ一つ特注で作ることがほとんどです。

Mana Muraki

全体的なイメージは、
私たちが設計しますが・・・

Mana Muraki

細かな使い勝手などは、
建主のご要望を全て反映します!

今回は、その細部にこだわっているポイントについて、今回はお話します。

シンプルでスタイリッシュな家具を設計

豊島の家:洗面化粧台

キッチン・洗面化粧台・靴箱などの収納家具は、すべてにおいて出来る限りシンプルにデザインします。

Mana Muraki

要素を削ぎ落として、
シンプルにデザインします!

「シンプルで美しく、機能性が高い家具」をいつも心がけています。

そのための手段の一つとして、取っ手をなるべくつけないということがあります。

豊島の家:脱衣室

取っ手がなくても、隙間をつくってそこに指をいれて、開く方法があります。

プッシュラッチという、押して開けて、磁石の力で閉じるという方法もあります。

取ってをつけないシンプルデザイン

熊本の家:リビング

使い勝手にも問題はないです。

そして取っ手がないことで、家具自体がすっきりします。

Mana Muraki

スタイリッシュな
デザインになります。

個人的な感想ですが、取っ手がついているとぶつかったり服が引っかかることがあります。

私としては、取手が無い方が好みでもあります。

Mana Muraki

Simple is Best
ですね。

練馬の家:キッチン
依頼者

取ってをつけるか、
つけないかって、とても細かいけど・・・

依頼者

そこまで
こだわっているの?

こう思う方もいらっしゃるかもしれません。

新建築紀行
大泉学園の家(新建築紀行)

大泉学園の家では、階段の手すりのディテールにとことんこだわり、シンプルにデザインしました。

Mana Muraki

柱と梁を活かして、
階段の手すりを支えています。

ディテールまで検討することで、より洗練されたものが出来上がっていきます。

新建築紀行
大泉学園の家(新建築紀行)

私たちがよくデザインする「スリット窓」は、これまでにいくつかデザインして、実現してきました。

Mana Muraki

製作サッシュと
壁面のディテールを突き詰めて考えています。

その結果、デザインが少しずつ進化してきたことを実感しています。

こうして、一つ一つの作品ごとに、全体のデザインと詳細のディテールを細部まで詰めてゆきます。

新建築紀行
House-O Concept(新建築紀行)

このような「細部への強いこだわり」が、美しき・力強い空間を生み出すと考えて、設計しています。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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