自然光の入るあたたかな住まい〜様々な「自然の光の演出」・「光で住まいをつくりたい」・ハイサイドライトの強い光と淡い光〜|熊本の家3・東京の建築設計

前回は「自然光の入るあたたかな住まい〜季節や天気で刻々変わるトップライトの光・交錯する様々な光〜」の話でした。

目次

様々な「自然の光の演出」

新建築紀行
熊本の家:吹抜(新建築紀行)

テラスからの光とトップライトの光が、メインテーマの熊本の家。

他にも、様々な「自然の光の演出」を考えて設計しました。

豊島の家とは異なり、テラスの周囲は全面ガラス張りにしませんでした。

Yoshitaka Uchino

子ども部屋に至る廊下は「道空間」と考え、
スリットからの光をつくりました。

熊本の家:二階廊下

細長いスリット状の光が壁面と天井を鮮やかに照らし出します。

熊本の家:階段

テラス付近にある階段には、テラスからの光が壁面を反射して広がります。

新建築紀行
熊本の家:パースペクティブ(新建築紀行)

そして、淡い光に変化するイメージでデザインしました。

「光で住まいをつくりたい」:ハイサイドライトの強い光と淡い光

熊本の家:書斎

書斎には西に面するハイサイドライトを設置し、午後は光が強く差し込みます。

Mana Muraki

ハイサイドライトは、太陽の向きによって
彩りが大きく変化します。

プライバシー重視の寝室は、南に面するハイサイドライトをつくりました。

昼間は光が燦々と降り注ぎ、夕方からは落ち着いた淡い光が空間を満たします。

熊本の家:寝室

「光で住まいをつくりたい」という思いから設計した熊本の家。

熊本の家:コンセプト模型
Yoshitaka Uchino

様々な光を感じられる
空間となりました。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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