前回は「シンプルで機能的な玄関」でした。
今回は、大きめの納戸・収納の話です。

設計する際は、前回の土間収納とは別に、
大きめの収納・納戸を作ることが多いです。
豊島の家では、キッチンと寝室から出入りできる位置に3畳ほどの収納を作りました。


この収納には杉の集成材で収納棚を作って、ハンガーパイプもかけて、ウォークインクローゼットとなっています。
たくさんの衣類が掛けられます。


これだけ棚があると、色々な物を置けます。
キッチンの裏側に配置したのは、食材や飲料なども置けるように考えたからです。
寝室との間のドアには鏡を設置しました。
ここで衣類を着た時に、姿を確認できるます
ドアを開けば、寝室でも鏡を見ることが出来ます。
「寝室とウォークインクローゼットの両方で見られる鏡」というアイデアです。



寝室とウォークインクローゼットの両方で、
大きな鏡があるのは嬉しいですね。


ここには、分電盤やネットのルーターなどの機器類を設置することも想定しています。



まとめて配置しておくと、
わかりやすいですね。
棚板の杉の集成材は、フローリングと同じ野地木材工業株式会社の製品です。



熊野杉ならではの木目が、
とても美しいです。
反りにくく、美しく、コストパフォーマンスも良いという三拍子揃った材料ですので、おすすめです。
下記サイトで、他の事例が見られます。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。