住まいと子どもの教育①〜熊本の家・木の大きな本棚・木の円形机〜|東京の建築設計

前回は「世界で一つだけのこだわりのキッチンを作ろう!」でした。

目次

子どもの教育環境と住まい

今回は、住宅や集合住宅を設計する際に、考えている「住まいのイメージ」に関する話です。

小さな子どもがいらっしゃる建主は、

子どもが過ごしやすい、
楽しい空間にして欲しいです。

子どもの教育に良い影響が
あるようにして欲しい。

など「子どもの教育環境」を考慮した住まいをご希望されることが多いです。

熊本の家:リビングの本棚と机(新建築紀行)

「のびのびと一緒に過ごせるリビング」や「子供が本に親しめる環境」などのご要望を頂きます。

木の大きな本棚

熊本の家では、建主から

リビングで子供が本を読んだり、
宿題ができるようにして欲しい。

というご要望がありました。

熊本の家:リビングの本棚と机(新建築紀行)

そこで、リビングに壁一面の大きな木製の本棚を設置しました。

無垢(集成材)の木の本棚は、
子供たちの肌に優しいです。

大きな本棚には、
図鑑などの大型の本も沢山入ります。

学びに役立つ円形の木の机

さらに、本棚と一体となった円形の木の机を設置しました。

子どもたちが、この机で読書したり、宿題をしたり出来るイメージです。

この円形の机をキッチンの目の前に配置しました。

熊本の家:リビングの本棚と机(新建築紀行)

キッチンから机などの学習コーナーが見渡せて、調理しながらでも目が届きます。

〜ちゃん、
ちょっと、そこで宿題やってね!

うん。
今日は算数の宿題だよ!

分からないこと
あったら、ママに聞いてね。

ね〜ね〜、ママ。
この問題、どういうこと?

これはね・・・
〜ということで、〜と考えるのよ。

分かった!

小学生の宿題を、料理片手に教えることもできます。

熊本の家:リビングの本棚と机(新建築紀行)

子どもが図鑑と親しむ住空間

あるいは、料理と食事を終えて、

ご飯も
食べたし、一緒に図鑑を読もう!

うん!
今日は宇宙の図鑑ね!

このように、リビング脇の大きな本棚と円形机は、子どもの学びを喚起します。

そして、学ぶことが「より身近に」なって、子どもの教育に役立つと考えました。

円形の机は、丸みを帯びた優しい雰囲気・子供に親しめる空間を考えました。

親子で一緒に読書したり、勉強する際、
対面や直角よりも、より近距離で接するイメージです。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、
のびのびと「学びの力」を身につけて欲しいです。

「のびのび学びの力を身につける」ような、子供の教育も考えた設計・デザインを考えています。

机の形は四角ではなく円形とすることで、遊び心をプラスしてリビングに柔らかい雰囲気をもたらしました。

子供たちに、
楽しみながら学習してほしい。

と願って設計しました。

円形のテーブルの方が集まりやすく、対面よりも自然と近距離になると考えました。

親子で学習を楽しむことが
出来ます。

竣工写真は、下記からご覧ください。

新建築紀行

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