みんなが自然と集まる楽しいリビング〜大事な「階段の位置」と空間構成・シンプルな階段とデザインの工夫〜|東京の建築設計

前回は「お部屋をおしゃれにみせる照明器具〜空間と一体化する建築化照明・すっきりと部屋を明るく均等に照らすダウンライト・ピンポイントで照らし出すスポットライト〜」の話でした。

目次

みんなが自然と集まる楽しいリビング

新建築紀行
練馬の家:リビング(新建築未来紀行)

こんにちは。

今回は自然と会話の生まれる、みんなが自然と集まる楽しいリビングのご紹介です。

練馬の家:階段・玄関(新建築未来紀行)

私たちは、自然の光や風が感じられる美しい空間を目指しています。

これらの「空間の美しさ」も大事ですが、

家族の皆さん過ごし方を
重視したプランをご紹介します。

練馬の家:リノベーション前(新建築未来紀行)

練馬の家では、リノベーション前は、玄関を開けるとすぐに階段という位置でした。

そして、1階は廊下を通って、扉を開けてリビングに入るという間取りとなっていました。

このような住まいは、比較的一般的かと思います。

練馬の家:リノベーション前(新建築未来紀行)

このプランでは、家族のコミュニケーションが、
とりにくい傾向があります。

例えば、朝ぎりぎりに起きた子どもが2階の寝室から階段を降りて、

じゃ、
学校に行ってきま〜す!

誰とも会わず会話もしないまま、学校に行く事も可能です。

今日は疲れたから、
すぐにお風呂入って寝たいかな・・・

夜疲れて帰ってきた大人が、そのまま2階の寝室に行ってしまうことも想定できます。

大事な「階段の位置」と空間構成:シンプルな階段とデザインの工夫

練馬の家:キッチン(新建築未来紀行)

わざわざ時間をつくるのではなく、

ただいま!
今、学校から帰ってきたよ!

今日は、
部活はどうだった?

今日もサッカー部で
シュートの練習してきたよ!

自然と、家族と顔を合わせたり会話をするような住まいを考えています。

「階段の位置」は
とても大事です。

このリノベーションでは、

階段が上りづらいし、
玄関が狭く感じられるので・・・

階段の位置を
変えて欲しいです・・・

建主から「階段の位置の変更」の要望がありました。

階段は出来るだけシンプルにして、
リビングを通るようにしよう!

そこで、玄関の近くの階段はシンプルにして、開放的にしました。

練馬の家:階段・玄関(新建築未来紀行)

誰が出入りするのか、リビングやキッチンに居る人なら一目でわかります。

このような工夫をして、家族の生活像を思い浮かべながら設計をしています。

この階段なら、
上りやすいし、とても良いです!

この階段には、ちょっとした
デザインの工夫をしています。

新建築紀行
練馬の家:階段・玄関(新建築未来紀行)

階段の段板とベンチを連続させて、玄関で靴を履きやすくしました。

建主によってご要望は様々ですが、それぞれの方にあった生活スタイルを設計からお手伝いします。

竣工写真は、下記サイトでご覧ください。

新建築紀行

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