親子のコミュニケーションを生む間取り①|東京の建築設計

前回は「家を建てたい!と思ったら④」の話でした。

お子様のいらっしゃる親が家を建てるとしたら、「暖かい家族団らんの時間を過ごせる家が欲しい」と考えると思います。

熊本の家:リビングの本棚と机

例えば子供が、「ただいまー!」と玄関を開けて帰ってきた時。

ダダダダっとすぐ階段を上って自分の部屋にこもってしまうのでは、

顔を合わせる機会も
減ってしまいます。

そこで、階段の配置を工夫することによって、親子で顔を合わせる頻度が増えるのではないかなと考えました。

熊本の家:リビング

階段をリビングの奥に配置しました。

2階の子供部屋に行くには、必ずリビングを通るという動線になります。

そうすれば、子供は「自分の部屋へ直行」ではなく、親子の交流が自然と生まれます。

適度な関わりを保ちながら
暮らしていくことが出来ます。

熊本の家:階段

常に親から監視されているような生活は、子供も窮屈に感じてしまいます。

お互い干渉し過ぎない程度に存在を確認しながら、居心地のいい家になってほしいと考えています。

子供がスクスクと、ご家族と一緒に育つ環境を
つくりたいと思っています。

私たちならではの設計で、子供の成長をあたたかく見守る家づくりのお手伝いをします。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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