親子のコミュニケーションを生む間取り・プラン①〜子どもと親が過ごす住まい・階段の配置と「顔を合わせる」機会・子どもが家族と一緒に成長する住まい・のびのびと過ごす空間〜|東京の建築設計

前回は「家のリフォーム・リノベーションのプロセス③〜そろそろリフォームをしようかなと思った時〜」の話でした。

目次

親子のコミュニケーションを生む間取り・プラン:子どもと親が過ごす住まい

熊本の家:リビングの本棚と机

こんにちは。

子どものいらっしゃる親が家を建てるとしたら、

依頼者

暖かい家族団らんの時間を、
過ごせる家が欲しい。

このようなご要望をお持ちになる方が多いと思います。

例えば、子どもが、

子ども

ただいまー!

玄関を開けて、学校から帰ってきた時。

ダダダダっと、すぐ階段を上って自分の部屋にこもってしまわないようにしたいと考えています。

子どもも中学生以降になると、自我が生まれて思春期となるので、親子の接点は少なくなる傾向があります。

出来るだけ親子でコミュニケーションが取れる間取り・プランを実現したいと思います。

階段の配置と「顔を合わせる」機会

熊本の家:リビング

そこで、階段の配置を工夫することによって、親子で顔を合わせる機会が増えるのではないかなと考えました。

Mana Muraki

少しでも親子で顔が合う
って、大事だと思います。

熊本の家では、階段をリビングの奥に配置しました。

2階の子供部屋に行くには「必ずリビングを通」る動線にしました。

新建築紀行
熊本の家:1/50模型(新建築紀行)

そうすれば、子供は「自分の部屋へ直行」ではなく、親子の交流が自然と生まれます。

Mana Muraki

適度な関わりを保ちながら
暮らしていくことが出来ます。

子どもが家族と一緒に成長する住まい:のびのびと過ごす空間

熊本の家:階段

いつも親から監視されているような生活は、子どもも窮屈に感じてしまうかもしれません。

Mana Muraki

子どもには、のびのびと
成長して欲しいですね。

お互い干渉し過ぎない程度に存在を確認しながら、居心地のいい家になってほしいと考えています。

熊本の家:二階廊下(新建築紀行)
Mana Muraki

子どもがスクスクと、
家族と一緒に育つ環境・・・

Mana Muraki

そんな環境を
つくりたいと思っています。

私たちならではの設計で、子どもの成長をあたたかく見守る家づくりをしています。

次回は上記リンクです。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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