計画地の周辺をよく調べること〜新たな建築が「都市・街の一部」になる現実・森と建築が呼応するイメージ〜|建築設計のプロセス

前回は「料理好きの方の希望を叶えるキッチン〜1:10の大きな造作キッチン模型・リアリティの追求・蒸籠や食器や皿の製作〜|東京の建築設計」の話でした。

目次

計画地の周辺をよく調べること

蚕糸の森アパートメント:夜景(公園側から)

こんにちは。

建物を建てる際に周辺環境との関係性はとても大切な事です。

今回は、その事についてお話ししたいと思います。

蚕糸の森公園(新建築紀行)

蚕糸の森アパートメントでは、計画地のすぐ前が大きな公園でした。

是非この公園と関係付けた建物にしたい、と思いました。

蚕糸の森公園という、都心にある比較的広い公園があります。

大きな木が沢山植樹されていて、丘になっているところや池など自然の要素が沢山あります。

Mana Muraki

この特徴ある立地を活かした建物を、
設計したい!

蚕糸の森アパートメント模型(新建築紀行)

模型も、建物の敷地から公園まで作りました。

そして、公園から見た感じや、設計した建物から公園がどのように映るかなど検討しました。

蚕糸の森アパートメント:模型(新建築紀行)

周辺がこのように特徴ある場合はもちろん、普通の住宅地である場合も必ず周辺との関係性を検討します。

隣や前後の建物は何階建てなのか、大体の窓の位置も配慮して計画します。

新たな建築が「都市・街の一部」になる現実:森と建築が呼応するイメージ

蚕糸の森アパートメント:外観(新建築紀行)

街の雰囲気・特性というものがそれぞれの地域にあります。

建物単体だけで良いものを目指すだけなく、

Mana Muraki

私たちが設計した建築が
街の一部になる!

建物が街の景観の一部となることを意識して、私たちは設計をしています。

新建築紀行
蚕糸の森アパートメント:イメージ(新建築紀行)

新たな建築を生み出すプロセスにおいて、周辺の都市や街に対して、強く配慮して設計しています。

蚕糸の森アパートメントでは、公園の森と建築が呼応するイメージで設計を進めてゆきました。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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