蚕糸の森アパートメント 5〜掘削工事〜|東京の建築設計から

前回は「蚕糸の森アパートメント 4〜試験練り 2〜」の話でした。

今回は現場に戻りましょう。

現場では掘削工事が続いています。

最初の掘削工事の「1次掘削」が完了し、2次掘削に進んでいます。

掘削工事 1

地下空間のある建築は初めてですので、いつもより掘る深さが大分深いです。

区の条例により、隣地との距離は比較的ゆとりがあります。

掘っている1.5mほど先には隣の建物があります。

掘削している際に隣の建物に影響があっては大変なことですから、念入りな土留めをします。

掘削工事 2

太い鉄骨で土留めを補強してして掘削を進めます。

建築というより、
土木工事のようですね。

掘削工事 3

頑丈な鉄骨に囲まれ、重機がどんどん土を掘ってゆきます。

掘削工事 4

これだけの土を掘削して運ぶのは大変なことです。

現場の作業員の方々は念入りに、そして慎重に土を掘削してゆきます。

この地域は良質な関東ローム層のある地帯ですから、土も綺麗ですね。

事前の地質調査でも判明していましたが、
非常に良質な地盤です。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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