前回は「プロセス 5 : 熊本の家 5〜コンセプトを表現〜」の話でした。

住宅を設計する際は、住宅だけでなく、外構計画も重要です。
住宅と外構合わせて「一つの建築」となります。

設計時に、外構計画も並行して行います。
実際は、設計→コスト調整→建築確認等申請→着工の過程では、結構バタバタしてしまいます。

外構の詳細を詰めてゆくのは、
多くの場合、工事中です。


この時は、1/30の模型に外構模型を足してゆきました。
この模型のように、人やテーブルを作って置いてみましょう。



樹木や花なども作ってみると、
イメージが湧きます。
作り込んでみるとイメージがどんどん膨らんできます。
また、模型を見る建主も喜んでくれます。





この模型を見て、建主はどんどんイメージが
膨らんだようです。
最終案は、この模型の案から少し変更となりました。
樹木の種類・高さ・配置も出来るだけ模型に反映すると、非常に分かりやすいですね。



こういう大きな模型を見ていると、
建築が生き生きとしてきますね。
完成写真は、下記からご覧ください。