プロセス 4 : 熊本の家 4〜詳細な模型をつくろう〜|東京の建築設計から

前回は「プロセス 3 : 熊本の家 3〜模型をつくろう〜」の話でした。

熊本の家:1/30模型

今回は、設計を詰めてゆく話です。

1/50の模型を建主にプレゼンした後、建主からのご要望をお聞きします。

そして、設計変更したり、
アイデアを発展させてゆきます。

自分たちで1/50の模型と睨めっこしながら、「ここはこうしようか?」とか、みんなでディスカッションします。

そして、デザインはどんどんグレードアップし、精度を増してゆきます。

もう少し大きな模型、1/30の模型を作りました。

熊本の家:1/30模型

1/30の模型と1/50の模型では、大きさが約1.67倍の違いです。

この違いは、とても大きいです。

ほとんど「実際の空間」として感じられます。

1/50の時は既製品の人形がありますが、1/30ぴったりの人形は既製品ではないです。

自分で作って、模型に入れてみましょう。

やはり、人が入るとスケール感抜群ですね。

熊本の家:1/30模型

棚などの家具も詳細に作り込んで、棚の高さや大きさまで検討できます。

CGも空間が良く分かりますですが、大きな模型を作ることは、スケールやプロポーションの確認になります。

さらには実際にライトを当ててみると、自然光がどんな風に広がってゆくか分かります。

熊本の家:1/30模型

大きな模型は、いいですね。

「本棚の柱」でも、大きな模型を作成しました。

完成写真は、下記からご覧ください。

新建築紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次