前回は「模型 1〜模型の力〜」の話でした。

今回は”Concept Model”の話です。
前回のように、自分たちの設計の確認や建主への説明のための「リアルな模型」とは異なります。
設計コンセプトを、明快に表現するConcept Modelの話です。

茨城の家では、

「内外のVoidから、様々な光をすくい取る」が
最も大事なコンセプトです。
内部のVoidも大事なConceptですが、建築を貫入するように配置した「2階のテラスのVoid」が最も大事なコンセプトです。


このVoidを明快に表した”Concept Model”を作成しました。
Conceptが、非常に明快にわかります。
2階のテラスがガラスで囲まれていて、テラスに差し込む光がリフレクトしながら、内部空間に入ってゆくイメージです。
リアルな模型とは違い、現実に建つ建築では見ることができないConcept Model。



Conceptを、
明快に表現してくれます。



同時に、また新たな展開を、
もたらしてくれます。
要素を削ぎ落としているからこそ、「見えてくるコンセプト」があります。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。
完成写真は、下記からご覧ください。