前回は「みそら幼稚園の耐震改修とリノベーション①〜手や顔を洗う洗面を可愛らしく・トイレを一新して清潔感アップ・成長が感じられる可愛らしいシンクをデザイン〜」の話でした。
設備配管の合理的設計とかわいいシンク
こんにちは。
園児たちが手や顔を洗うシンクは、設備配管の更新とともに合理的に設計しました。
もとのシンクは角張ったデザインでしたが、園児の雰囲気に合わせた「優しい」デザインにしました。
角をとって、モザイクタイルを貼った可愛い感じのシンクです。
園児たちが
喜んでくれるといいな、と思いました。
古いタイプのお手洗いを一新:園児たちの大事な成長の空間
今回は、みそら幼稚園の新しくしたお手洗いスペースについてご紹介します。
リノベーション前は全て大人用の高さのブースで、園児たちには少し圧迫感がありました。
そして、全体的に“昔ながらのトイレ”といった印象です。
昔の学校・幼稚園によくある、暗くじめっとした雰囲気もありました。
明るい雰囲気の
トイレにしてほしい。
園児が安心して使用できるように、
全て洋式に変更したい。
園児たちにとって、
使い易く優しいクリーンな印象にして欲しいです・・・
園長先生から、いくつかご要望を頂きました。
園児たちに、親しみをもってもらえる
トイレ・お手洗いにします。
保育室の間に配置されたお手洗いの空間。
特に小さな園児たちは、
トイレに
行きたい!
突然「トイレに行きたい」と言い出すこともあるでしょうから、保育室に隣接していることは合理的です。
そして、小さな園児たちが「トイレを自分でする」ことを学ぶ空間である「お手洗いの空間」。
この空間は、園児たちの成長において非常に大事な空間です。
耐震改修の合理性とともに、一部のスペースを広げることを考えました。
リノベーションの制約があるので、プランの変更は難しいです。
幅が2mに満たない狭い空間を、明るく、広々としたお手洗いにしたいと思いました。
明るく、
楽しいお手洗いをデザインします。
パステルカラーの広いお手洗いの空間
全体的に、かわいらしいパステルカラーをとりいれて、床は木調で教室と合わせました。
ブースは、大人用と園児用で高さをわけました。
手洗い器やシャワーブースなど、設備機器もすべて新しくしました。
トイレが、
とっても綺麗になったよ!
とっても使いやすそうで
いいね!
園児たちが、
トイレに行くのを嫌がらなくなりました。
かわいいトイレになって、
とても良いです!
先生方から、このようなご報告を頂きました。
以前は露出していた給排水の配管は、まとめて合理化して、目立たないように工夫しました。
お役に立てたことを、
とてもうれしく思いました。
次回は上記リンクです。
完成写真は、下記からご覧ください。