前回は「デザインのアイデア④〜3層を突き抜ける曲面・デザインと構造がリンクする設計・スタディ模型でシリンダー構造を検討〜」の話でした。
目次
コンクリートの円弧壁の連続:ボリュームが貫く壁面
こんにちは。
今回は、高速道路の高架下が計画地です。
「高架下の空間を有効活用して、建築をつくる」というテーマです。
Yoshitaka Uchino
コンクリートの
円弧壁を連ねてみよう。
「ゆらめく壁」の
イメージですね。
その壁に、
ボリュームを挿入しよう。
そして、ヴォリュームを、
壁で支えるデザインにしよう。
コンセプトが、固まりました。
“打ち放しコンクリ―ト壁とガラスのボックス”が、コンセプトです。
これらによって作り出される空間に、機能を与えます。
才能あるアーティストたちが、
活躍できる場としたいね。
外部との交流も、
生まれる計画にしたいですね。
「アーティストたちを生み出す空間」を、実現する建築の設計を目論みました。
ガラスのチューブがコンクリート壁面を貫入するデザイン
アトリエやギャラリー、オフィスの場として提案します。
制作に集中できる内部空間と、展示や発表のできる外部空間を考えます。
曲面の壁には、スリットを開けて連続性を出します。
スリットから差し込む自然光の美しさなども、演出します。
様々な方にとって「様々な使い方」が出来るデザインとなりました。
まるで「ガラスのチューブがコンクリート壁面を貫入する」デザインです。
コミュニケーションやインスピレーションを、
喚起する場になってほしい。
新たなタイプの
建築になるといいね。
そのような思いから、計画した案です。
次回は上記リンクです。