前回は「こんな建物があったらいいな アイデアは無限です ③」の話でした。

こんにちは。
今回は、個人邸の案です。
都内の比較的狭小な住宅です。
3層に突き抜ける曲面に様々な機能を持たせるというコンセプトです。


構造を
デザイン化しよう。
壁式鉄筋コンクリートの構造で、構造をデザイン化しようと考えます。
そして、住宅の中心にメインとなる局面の耐震壁を配置します。



この壁面で、
空間を分節することも出来ますね。


曲面に沿って階段を計画したり、一部に開口を開けてつながりを持たせます。
また、この時の模型をスタディ模型と言います。
建主に見せると言うより、社内の検討用です。



リアルさや綺麗さより、
全体を把握するラフな模型です。


このような模型を数え切れないくらい作成していつも検討しています。
この時の案はここまでになったので、スタディで終了です。
実現するまでの過程として、スタディ模型の作成・設計検討は、重要なプロセスの一つです。