前回は「豊島の家 5〜上棟と設計イメージ〜」の話でした。
YU_c450
今回は屋根工事です。
豊島の家は、切妻屋根などの傾いた屋根ではなく、フラットルーフと呼ばれる平な屋根です。
箱型の建築です。
HT_m319m
豊島の家 模型(copyright : YDS)
平な屋根のイメージですが、雨などの水のことを考えると「完全に平ら」と
いうわけにはいきません。
やはり勾配をつけて、雨水を流す必要があります。
「外観は平ら」ですが、それはパラペットという立ち上がりをつけて、
屋根の面は「ほぼフラット」ですが、1/50〜1/100程度の勾配をつけます。
まずはその勾配をつけるための下地をつけます。
HT_Const133m
屋根工事 1
そして、雨水などを排水溝に集めて、雨樋に流すための穴を開けます。
HT_Const136m
屋根工事 2
この建築では、2本の雨樋が対のデザインになるように、近くに寄せて配置しました。
下地ができたら、構造用合板を貼って、少し斜めの勾配屋根をつくってゆきます。
HT_Const139m
屋根工事 3
このように少しずつ念入りにカットして、構造用合板を貼ってゆき、構造的にも安定感があり水が漏れないような屋根がつくられます。
HT_Const141m
屋根工事 4
これで屋根が組み上がりました。
この後に防水工事をしっかりして、防水対策をします。
次回は、防水工事の話です。
完成写真は↓です。

模型写真・ドローイング等は↓です。

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