豊島の家 6〜屋根工事〜|東京の建築設計から

前回は「豊島の家 5〜上棟と設計イメージ〜」の話でした。

今回は、屋根工事です。

豊島の家は、切妻屋根などの傾いた屋根ではなく、フラットルーフと呼ばれる平な屋根です。

箱型の建築です。

模型(Copyright : YDS)

平な屋根のイメージですが、雨などの水のことを考えると「完全に平ら」と いうわけにはいきません。

勾配をつけて、雨水を流す必要がありますね。

「外観は平ら」ですが、屋根の面は「ほぼフラット」ですが、1/50〜1/100程度の勾配をつけます。

そして、パラペットという立ち上がりをつけて、
「箱型」に見せるのです。

まずはその勾配をつけるための下地をつけます。

屋根工事 1

そして、雨水などを排水溝に集めて、雨樋に流すための穴を開けます。

屋根工事 2

この建築では、2本の雨樋が対のデザインになるように、近くに寄せて配置しました。

下地ができたら、構造用合板を貼って、少し斜めの勾配屋根をつくってゆきます。

屋根工事 3

このように少しずつ念入りにカットして、構造用合板を貼ってゆき、構造的にも安定感があり水が漏れないような屋根がつくられます。

屋根工事 4

これで屋根が組み上がりました。

この後に防水工事をしっかりして、防水対策をします。

次回は、防水工事の話です。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。


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