戸建住宅の工事現場のプロセス:箱型の建築とフラットルーフ〜屋根下地工事・雨勾配と排水溝〜|豊島の家6・東京の建築設計

前回は「戸建住宅の工事現場のプロセス:現場監理と設計のイメージ〜建築の原初の姿と模型・ドローイングが持つ力〜」の話でした。

目次

箱型の建築とフラットルーフ

模型(新建築紀行)

今回は、屋根工事です。

豊島の家は、切妻屋根などの傾いた屋根ではなく、フラットルーフと呼ばれる平な屋根です。

箱型の
建築です。

水平な屋根のイメージですが、雨などの水のことを考えると「完全に平ら」と いうわけにはいきません。

勾配をつけて、
雨水を流す必要があります。

「外観は平ら」ですが、屋根の面は「ほぼフラット」ですが、1/50〜1/100程度の勾配をつけます。

新建築紀行
豊島の家:断面図(新建築紀行)

そして、パラペットという立ち上がりをつけて、
「箱型」に見せるのです。

まずは、その勾配をつけるための下地をつけます。

屋根下地工事:雨勾配と排水溝

豊島の家:屋根工事(新建築紀行)

そして、雨水などを排水溝に集めて、雨樋に流すための穴を開けます。

豊島の家:屋根工事(新建築紀行)

この建築では、2本の雨樋が対のデザインになるように、近くに寄せて配置しました。

下地ができたら、構造用合板を貼って、少し斜めの勾配屋根をつくってゆきます。

豊島の家:屋根工事(新建築紀行)

このように少しずつ念入りにカットして、構造用合板を貼ってゆきます。

そして、構造的にも安定感があり「水が漏れない屋根」がつくられます。

豊島の家:屋根工事(新建築紀行)

これで屋根が組み上がりました。

新建築紀行
豊島の家:断面図(新建築紀行)

この後に防水工事をしっかりして、防水対策をします。

次回は、防水工事の話です。

次回は上記リンクです。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。


新建築紀行

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