木造戸建住宅の工事の流れ〜フラットな外壁塗装・骨材と塗料・外壁仕上げのポイント・内部塗装工事・漆喰塗装〜|茨城の家31・東京の建築設計から

前回は「木造戸建住宅の工事の流れ〜外壁塗装工事・大事な養生・ポール設置工事・電気配線を格納して見栄え良く・ポールの基礎工事・敷地内の電柱への配慮〜」の話でした。

目次

フラットな外壁塗装

茨城の家:外壁塗装工事(新建築紀行)

まだ、養生が掛かっていますが、外壁塗装工事が完成しました。

きちんと乾燥したのを確認したら、養生を少しずつ取ってゆきます。

養生を全部取って、家の全容が見えてきました。

茨城の家:外壁塗装工事(新建築紀行)

綺麗な白色に塗装されて、大満足です。

茨城の家:模型(新建築紀行)
Yoshitaka Uchino

模型で考えていた
イメージになってきました!

骨材と塗料:外壁仕上げのポイント

茨城の家:外壁塗装工事(新建築紀行)

塗装には「骨材」と呼ばれる、小さな塊が入っています。

近づいて見てみると、フラットではなく「少し凹凸がある」のがわかります。

Yoshitaka Uchino

出来るだけフラットにしたいので、骨材は
「規定に合う条件で少なめ」で施工して頂きました。

思っていた通り、フラットに仕上げていただきました。

Yoshitaka Uchino

うんうん・・・
この感じ・・・

思わず嬉しくなり、頷いてしまいます。

吹き付けてばかりの、出来立ての外壁です。

Mana Muraki

綺麗に
吹き付けられていますね。

鉄筋コンクリートを練る時は、水・セメント・骨材が必要です。

骨材には大きめの粗骨材、小さめの細骨材がありますが、これらの骨材があって初めて鉄筋コンクリートが出来ます。

外壁塗料は「フラットに仕上げる」場合でも、骨材によって仕上げがしっかりします。

内部塗装工事:漆喰塗装

茨城の家:内壁塗装工事(新建築紀行)

外部工事はだいぶできてきましたので、今度は内部工事の仕上げが進んでいます。

内部の壁・天井の仕上げは、漆喰塗装です。

漆喰塗装はワレが生じやすいので、非常に念入りに塗装します。

Yoshitaka Uchino

下塗り・中塗り・上塗りと三回の工程で、
塗装します。

下塗りが、終わった状況です。

うっすらと白く、平滑に塗られています。

全ての工程が大事ですが、中でも石膏ボードの上に直接塗る下塗りは、非常に大事です。

茨城の家:内壁塗装工事(新建築紀行)

様々な部屋で下塗りが完成して、全体的に白い空間ができてきました。

Mana Muraki

しっかりと石膏ボード同士の継ぎ目などを、
平滑に仕上げることが大事ですね

Mana Muraki

こういうところの「こだわり」が、
美しい仕上がりへの第一歩ですね。

次回は、いよいよ完成です。

次回は上記リンクです。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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