前回は「茨城の家 29〜階段+外壁塗装下地工事〜」の話でした。
いよいよ外壁塗装工事です。
今回は、SK化研のベルアートという吹付材を使用します。
海に近い計画地だったので、塩害への配慮も考慮しました。

外壁の塗装工事は、養生が非常に大事です。
ブワァーっと吹き付けるので、周囲にもかかってしまわないように、念入りに建物全体を覆います。


念入りに覆っていますね。
内部では一生懸命、職人さんが吹き付け工事を進めていますが、外部からは分かりません。
こちらでは、別の工事が始まりました。


大きなクレーンがやってきて、ポールを立てようとしています。



電気配線を格納するポールです。
電柱から、建物に電気を接続することを「受電」と言います。
受電するためには、電柱から建物まで配線をつなげる必要があります。
茨城の家は計画地が広めで、手前に駐車場がある住まいです。
そこで、全面道路から家までの距離が長いため、長い電線が必要となります。



長い電線は景観上思わしくなく、台風の際など危険です。
そこで、全面道路の近くにポールを立てて、そこに電柱からの電線をつなげます。
ポールから住まいまでは、地中に配線します。



これで、景観も安全性もバッチリですね。
ポールは結構高さが高いので、基礎もしっかり作ります。


今回は、コンクリートブロックを埋めて、そこにポールを立てます。
立てた後に、しっかりとコンクリートで固めて、ポールが立ちました。


いよいよ、完成に近づきました。
次回は、内部塗装工事です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。