茨城の家 26〜家の工事の流れ・建具枠工事〜|東京の建築設計から

前回は「茨城の家 25〜床暖工事〜」の話でした。

茨城の家:無垢フローリング工事(新建築紀行)

電気式床暖房の上に、ナラ無垢フローリングが丁寧に貼られてゆきます。

給水・排水管が床を貫通する場合は、フローリングに管を通しておく必要があります。

複合フローリングなら、比較的容易に穴を開けられますが、無垢フローリングの場合は綺麗に穴を加工するのも一苦労です。

腕の良い大工さんが綺麗に納めてくれました。

綺麗に丸い穴が、
開けられていますね。

茨城の家:無垢フローリング工事(新建築紀行)

床工事と並行して、内壁の工事も進みます。

納戸は、工務店担当者のおすすめで桐合板にしました。

桐の良い匂いがして、湿気を吸ってくれるので、納戸等にはおすすめです。

ただ、乾燥する時は、かなり収縮するので、比較的大きな隙間ができます。

木工事が続き、いよいよ建具の枠を作ってゆきます。

建具は開き戸・引き戸等様々な既製品が用意されていますが、私たちが設計する際は、全て特注で製作します。

シンプルな作りなので、特注ですが
それほど高価ではないです。

茨城の家:建具枠工事(新建築紀行)

適正なコストで、デザインに合う
家具・建具を作ります。

建具の枠は、ナラ集成材にしました。

ナラは硬いので、ツガ等に比べると加工が大変ですが、大工さんたちが一生懸命加工してくれます。

設計図書通りに、現場で微調整しながら、枠を加工して設置してゆきます。

茨城の家:建具枠工事(新建築紀行)

次回から、内壁工事などが本格化してゆきます。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

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