前回は「茨城の家 18〜配管工事〜」の話でした。
配管工事が完了し、いよいよ床の下地工事が始まります。

1階には、下地の合板が敷かれています。
最近は、床の下地はネダレス合板という28mm程度の厚い合板を貼ります。
昔は「根太」という細い木材を均等に貼って下地としました。
茨城の家は15年以上前に完成したことと地域性もあり、昔ながらの「根太を設置する工事」で下地を組みました。

2階の床の根太が303mm(910mm/3)のピッチで綺麗に、整然と施工されてゆきます。
大工さんたちが手慣れた手つきで、次々に根太を設置してゆきます。
1階は良いのですが、2階以上になると根太と根太の間が結構空いているので、工事する際危険です。
施工性と危険防止のために、最近では根太レス合板をボンと貼ってしまいます。

根太(ネダ)が不要(レス)なので、
「ネダレス合板」と言います。
工事現場の職人さんたちの安全性は非常に大事です。
僕たち設計者が現場監理する際も、安全な方が良いです。



ネダレス合板を使用することは、
非常に合理的ですね。
また、ネダレス合板を設置することで床の強さ(剛性)が高まって、耐震性アップというメリットもあります。


今ではほとんど見なくなった床下地の根太設置工事ですが、整然と並ぶ木材は見ていて美しいくらいです。



木造建築らしいな、と思います。


次回は、足場設置工事です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。
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