色々な選択肢の中から、たどり着く設計案①|東京の建築設計

前回は「練馬の家を振り返って」の話でした。

練馬の家:リビング

こんにちは。

建物を設計する上で、私たちは常にベストな案を追い求めて検討を重ねています。

まずは建主からのご要望を聞きます。

そしてご要望を基に、さらに発展させた案の提案もしています。

練馬の家のリノベーションでは、建主から

2階にリビングを、
つくって欲しいです。

という、ご要望がありました。

光がよく入って、
明るい室内に出来るので良いですね。

練馬の家:「2階リビング案」模型(Copyright : YDS)

そして、検討を始めました。

まずは、建主のご要望の2階リビング案を、
検討しよう。

実際に設計にとりかかると、わかってくることがあります。

2階には、既存の柱が
沢山あります。

もともと2階は個室が多く、間仕切る壁に沢山の柱が入っていました。

2階を広いリビングにすると、
露出する柱が多いです。

既存の柱は、
なるべく残そう。

練馬の家:「2階リビング案」模型(Copyright : YDS)

「既存の構造」を活かすのが、リノベーションの良さの一つです。

2階リビング案で、
柱を活かす案を検討しよう。

次に、1階リビング案も考えてみよう。

わかりました。

様々な案を検討して、設計は進んでゆきます。

新建築紀行

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