こだわり詰まったマイホームが建つまで〜建主の要望と設計プロセス・建主の要望と予算・変化する気持ちと設計〜 |東京の建築設計

前回は「個人邸の設計にとりかかる前の話〜大事な計画地の現地調査〜」の話でした。

目次

建主の要望と設計プロセス

熊本の家:夜景(新建築紀行)

こんにちは。

依頼者

私たちの家の
設計を依頼したいのですが・・・

建主のご要望で始まることが多い建築の設計。

Mana Muraki

ご依頼頂き、
有難うございます。

熊本の家:模型(新建築紀行)

そして、建主のご意見をもとに、私たち設計者が設計を開始して、

Mana Muraki

このような建物を
設計しましたが、いかがですか。

依頼者

あ、
いいですね!

Mana Muraki

建主にご納得いただける設計が出来たときは、
いつもうれしい気持ちになります。

漠然と「家を建てたい」というところから始まる設計。

建主が、私たちが作成した図面などを目の当たりにすると、急に現実味を帯びてきます。

建主の要望と予算:変化する気持ちと設計

新建築紀行
熊本の家:コンセプト模型(新建築紀行)

そして、ますます夢や理想も膨らみ、ご要望も増えることが多いです。

依頼者

やっぱり、この部屋の広さは
もう少し広くしたいかな・・・

当初、「だいたいの住まいの広さ」を伺うことが多いです。

Mana Muraki

「だいたいの広さ」は
「だいたい〜坪」や「およそ〜m2」とお聞きします。

それらの「およその広さ」と「考えている予算」をもとに設計を進めてゆきます。

それらを集約して一つの形に仕上げるまでの過程は、

Mana Muraki

出来るだけ
分かりやすく説明します。

建主が理解しやすいように、「シンプルにわかり易く提案したい」といつも心がけています。

こだわり詰まったマイホームが建つまで

熊本の家:模型(新建築紀行)

アイデアや設計が進んでゆくプロセスは、実に様々です。

ぱっとアイデアが、すぐにひらめく時もあります。

Mana Muraki

試行錯誤に、
時間がかかる時もあります。

様々な条件の中で、建主の意見を尊重しながら、設計のアイデアを詰めてゆきます。

そして、主題となるテーマを決めてそれを主軸に設計を進めています。

熊本の家:テラス(新建築紀行)

熊本の家は、建主の方からいくつかのご要望を事前にお聞きしました。

依頼者

子どもたちが、のびのびと遊びや学習の出来る
リビングが欲しいです・・・

依頼者

2階の各子ども部屋を、
全て南向きにして欲しい・・・

依頼者

子ども部屋は明るく、
大きな窓が欲しい・・・

様々なご要望をいただきました。

熊本の家:模型(新建築紀行)

リビングには大きな本棚と、本棚と一体化させた机をデザインして配置しました。

Mana Muraki

子ども達が、楽しく遊びと
勉強出来る空間をつくりました。

依頼者

この案は
いいですね。

2階は、個室と個室の間にテラスを置いて窓を設置すれば解決できると考えました。

建主にも気に入っていただき、

依頼者

このデザインで
進めてください!

個室とテラスは行き来ができるので、気軽に外にも出られます。

この設計案で進めてゆくことになりました。

Mana Muraki

このように、建主にデザイン案を
気に入っていただいた時は、とても嬉しいです。

新建築紀行
熊本の家:アクソノメトリック(新建築紀行)

完成写真は、下記からご覧ください。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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