前回は「姫路の風情ある城下町:野里 2〜野里の街並と町屋・吹抜と木造らしい雰囲気・町屋の典型的空間構成・時代や地域を反映・縦格子のある開口の虫籠窓〜」の話でした。
町屋と街並
こんにちは。
風情あふれる街並が残っている、姫路市野里地区。
姫路の中心街から東に少し行くと、
姫路駅前から姫路城の雰囲気とは、一変するような光景に出会えます。
この町の魅力を伝えたい、もっとこうだったらいいのにな、というところもありました。
この地域は、”ひょうごの景観ビューポイント150選”に選ばれています。
昔の国々の名前で播磨・丹波・但馬に広がる兵庫県。
兵庫には数多くの
素晴らしい景観があります!
観光客の方には、お城だけではなく、
野里地区も
知ってもらえたらな、と思います。
昔の郵便ポスト
街並以外にも、町家を改修した建物にお食事屋さんも入っています。
写真を撮ったり、おいしいものを頂いたりと様々な楽しみがあります。
観光スポットとしても、
楽しめる場所だと思います。
また、郵便ポストが昔のデザインでした。
こういう感じが
良いですね!
街並を意識してのことなのかなと思いました。
一方で、電柱や電線がとても気になりました。
写真を撮っても、なんとなく時代を映し出しきれない感じもあります。
電柱地中化に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
このようなところまで、「景観を考えた保存活動」ができたら良いですね。
より良い街並になるのにな、
とも思いました。
景観の統一感
新旧の建物が、混在している街並です。
通りに面してエントランスを構えて、割と高さの抑えられた2階建ての建物が並びます。
景観・つくりは、統一されている様に見えます。
例外もありましたが、「街づくり条例」などで景観に対する配慮があると思います。
今後も継承して頂き、より魅力的な場所として認知されてほしいです。
木の格子状の玄関も、とても風情があります。
お祭りや月一の朝マルシェなどイベントがあるそうです。
また気軽に訪れてみたいな、と思いました。
この地域について、新たな発見や魅力を知ることが
出来たらいいな、と思います。
書写山圓教寺などの雄大な自然と、優れた日本古来の木造建築が残る姫路周辺の街。
「歴史の奥深さと建築の佇まい」を改めて考えることができる場所・地域がたくさんあります。
もっと、姫路周辺、兵庫県の
色々な建築や街に行ってみたいな、と思いました。
次回は下記リンクです。