前回は「地中海の美しい島々 15〜青い雨戸と青い配管・不思議に鮮やかな空間・不思議な可愛らしさのオレンジの壁面・ミコノス島・ギリシャ〜」の話でした。
目次
高低差のある地形
そろそろ船に乗る時間が近づいてきたので、港の方に戻ります。
路地が心地よいミコノス島ですが、港の開けた明るい感じが良いです。
石畳のような床が続きますが、欧州ならではの歴史が感じられます。
港の周囲は高台になっている場所が多くて、高低差のある地形です。
僕の乗る船が入船してくるまで、しばらく港の周辺を歩いてみたいと思います。
上の写真では、海のすぐ傍が崖のようになっていて、その上に建物が並んでいます。
崖は垂直に近く、石でできています。
岩のような山と石畳
どこまでも「石、石」で石造文化の名残が、建築のみならず都市計画にも現れています。
振り返ってみると、小高い山に建物が立ち並んでいるのが分かります。
海からそれほど遠くない位置が随分高くなっていて、日本の島に比べると高低差が大きいです。
崖のようで岩のような山が、石畳とマッチして、景観に統一感が出ています。
曇りの天気で、海の青さが鮮やかではないですが、海と山が非常に対比的な存在です。
島なども樹木の緑色で覆われる印象が強い、緑が豊かな日本。
それに対して、ミコノス島は樹木などの緑が少なく、全体的に「石のような」印象を受けます。
大きな高低差があるので、港の周囲の高台に行ってみましょう。
次回は上記リンクです。