地中海の美しい島々 9〜起伏に富んだ「歩いて楽しい」空間・ミコノス島・ギリシャ〜|東京の建築設計から

前回は「地中海の美しい島々 8〜すごく細い階段路地・不思議な風情・青や緑の玄関・ミコノス島・ギリシャ〜」の話でした。

目次

起伏に富んだ「歩いて楽しい」空間

ミコノス島の階段(新建築紀行)

起伏に富んだ「歩いて楽しい」空間が続きます。

突然、狭い階段が出てきました。

6段の階段ですが、人が一人ギリギリ通れる幅ですね。

緩やかに湾曲しているところが、
また面白いです。

以前に出会った「細い階段空間」と比較してみましょう。

ミコノス島の階段(新建築紀行)

この階段の幅よりはだいぶ広いですが、街中の階段の幅としては、非常に狭く感じられます。

白い壁に青いドア

ミコノス島の路地(新建築紀行)

少し広いところに出てきました。

白い壁に青いドアが、不思議な統一感があります。

チャーミングな
雰囲気ですね。

電線が少しありますが、それほど邪魔ではなく、ビシッとした街並みが広がります。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

日本の山と比較すると、少し岩が多い感じのゴツゴツした山々。

大きな岩のような山に対して、白や焦げ茶色の壁が映えます。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

緩やかに傾斜した道空間から、ぐっと急勾配な階段で上がる家がありました。

7段の階段で、非常に勾配がきついです。

そして、踏面(階段を踏む上面)が、非常に小さく感じられます。

雨などの際には、足が滑る可能性があるので、ちょっと大変そうです。

お年寄りには厳しい階段に感じますが、こういう「ちょっと無理した」感じも面白いですね。

新建築紀行

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