前回は「地中海の美しい島々 7〜不思議な魅力の階段の空間・ミコノス島・ギリシャ〜」の話でした。
目次
すごく細い階段路地

とても細い階段状路地に、出会いました。

少し視線を左にずらすと、面格子のような窓がありました。
どうしても、デザイン的に邪魔な存在である面格子。
このシンプルな面格子のデザインは、それほど悪くないように感じます。
白い建物に白い配線が露出していますが、不思議とそんなに邪魔ではないです。

むしろ、風情があるようにすら
感じられるのが、面白いです。
不思議な風情:青や緑の玄関


今度は、少し広くて緩やかな階段空間になりました。
白い建物にグレー雨樋は、普通だと白に合わせるか、ステンレスなどの雨樋にしたいところです。
日本の配管の基本色であるグレーの色は、出来るだけ避けたいのが実情です。
ここでは、石段の色が強いこともあって、グレー色の配管が比較的しっくりきます。


どんどん降りてきて、少し平らな空間に出てきました。
振り返ると大きな階段空間がずっと続いているのがわかります。


青や緑の玄関が、白い壁を彩って、良いアクセントになっています。



可愛らしい
ですね。
この統一感がない感じが、この入り組んだ階段空間に非常にマッチしています。
次回は上記リンクです。