地中海の美しい島々 8〜すごく細い階段路地・不思議な風情・ミコノス島・ギリシャ〜|東京の建築設計から

前回は「地中海の美しい島々 7」でした。

目次

すごく細い階段路地

ミコノス島の階段(新建築紀行)

とても細い階段状路地に、出会いました。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

少し視線を左にずらすと、面格子のような窓がありました。

どうしても、デザイン的に邪魔な存在である面格子。

このシンプルな面格子のデザインは、それほど悪くないように感じます。

白い建物に白い配線が露出していますが、不思議とそんなに邪魔ではないです。

むしろ、風情があるようにすら
感じられるのが、面白いです。

青や緑の玄関

ミコノス島の階段(新建築紀行)

今度は、少し広くて緩やかな階段空間になりました。

白い建物にグレー雨樋は、普通だと白に合わせるか、ステンレスなどの雨樋にしたいところです。

日本の配管の基本色であるグレーの色は、出来るだけ避けたいのが実情です。

ここでは、石段の色が強いこともあって、グレー色の配管が比較的しっくりきます。

ミコノス島の階段(新建築紀行)

どんどん降りてきて、少し平らな空間に出てきました。

振り返ると大きな階段空間がずっと続いているのがわかります。

ミコノス島の路地(新建築紀行)

青や緑の玄関が、白い壁を彩って、良いアクセントになっています。

可愛らしい
ですね。

この統一感がない感じが、この入り組んだ階段空間に非常にマッチしています。

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